現物出資で現金がなくても大きな資本金の会社を設立 | 会社設立や法人設立なら、ブルドッグウォータ法務・会計事務所

現物出資で現金がなくても大きな資本金の会社を設立

現物出資とは、不動産や動産などの金銭以外の財産により出資することをいいます。
会社を設立するときは、通常、現金(金銭)を払い込みますが、現金以外の土地や車、有価証券などを払い込むこともできるのです。

但し、現物出資を行う場合は、現物出資する財産の検査役の調査が必要です。

検査役の調査はコストが高いため、一定の場合には調査を省略できることとなっています。

現物出資のメリット

現物出資を活用すれば手持ちの現金が少なくても、資本金の大きい会社を設立することができるというメリットがあります。
また、複数の発起人で出資する場合に、現金はないものの、株主持分を調整したい場合に、現物出資によって調整することができるというメリットがあります。
さらに、出資する財産が減価償却資産の場合は、設立後に減価償却することにより節税になるというメリットもあります。

現物出資の税務リスク

現物出資は上記のメリットがある一方、税務上のリスクがあることにも注意が必要です。
税務上は、評価額が時価を上回る場合は、その部分については資本の払い込みがなかったとして否認されますし、大幅に下回る場合は個人株主に譲渡所得が生じたものとして課税されます。また、目的財産が減価償却資産の場合は、設立後の償却額に影響してきますので、この点にも注意が必要です。

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