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5分でわかる財務分析 基礎編

実際の貸借対照表を見てみる1

前回までの説明で、最低限B/Sの見方がわかるようになったと思います。

そこで、ちょっと乱暴かもしれませんが、実践が一番なので、実際のB/Sを見てみることにしましょう。

どの会社のB/Sでもよいのですが、ためしにSONYの平成14年度有価証券報告書を取り上げてみましょう。

SONY 平成14年度有価証券報告書 

上のリンクから平成14年度の有価証券報告書を開いてください。

さて、本題に入りましょう。

平成14年度の有価証券報告書では、p.80 (84枚目)から貸借対照表が始まります。

連結貸借対照表と記載してありますが、これは、ソニーグループ各社の個別貸借対照表を連結(合算)した貸借対照表という意味です。

表を見ると、一番左側に並んでいる「現金・預金および現金同等物」などを科目と呼びます。

一番左の列に科目が並んでおり、真ん中の列には、平成13年度のB/S数値、一番左側に平成14年度のB/S数値が並んでいます。

一年前の数値と比較しやすくなっています。

また、「財務諸表の基礎の基礎」で説明したように借方、貸方をまとめて記載すると入りきらないため、まず、借方側をざーとならべて記載し、その下に貸方を並べて記載しています。

新聞などでB/Sが出るときは、比較的「財務諸表の基礎の基礎」で説明したような形が多いようです。

どちらの形でも、単に紙面の幅の問題や、見やすいかどうかの問題ですので、あまり気にする必要はありません。

 

p.81にいくと、途中で、「資産合計」とあって、借方が終わり、貸方が始まっています。

p.82でB/Sが終わりですね。

p.83からは損益計算書が始まります。

損益計算書については、また先の項で解説します。

 

さて、p.80にもどって、B/Sのより細かな構成を見てみましょう。

一番大きな区分は、「財務諸表の基礎の基礎」で説明した、

資産


預金


負債


借入金
純資産

赤字の部分です。

しかし、実は、会計上は純資産資本という項目で表示しています。

表示上資本としていますが、純資産といったり、資本といったりしますので、理解上はどちらでもかまいません。

整理すると、一番大きな区分は、

資産


預金


負債


借入金
資本

となります。

長くなってしまったので、続きは次回とします。

 


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