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前回までの説明で、最低限B/Sの見方がわかるようになったと思います。
そこで、ちょっと乱暴かもしれませんが、実践が一番なので、実際のB/Sを見てみることにしましょう。
どの会社のB/Sでもよいのですが、ためしにSONYの平成14年度有価証券報告書を取り上げてみましょう。
SONY 平成14年度有価証券報告書
上のリンクから平成14年度の有価証券報告書を開いてください。
さて、本題に入りましょう。
平成14年度の有価証券報告書では、p.80 (84枚目)から貸借対照表が始まります。
連結貸借対照表と記載してありますが、これは、ソニーグループ各社の個別貸借対照表を連結(合算)した貸借対照表という意味です。
表を見ると、一番左側に並んでいる「現金・預金および現金同等物」などを科目と呼びます。
一番左の列に科目が並んでおり、真ん中の列には、平成13年度のB/S数値、一番左側に平成14年度のB/S数値が並んでいます。
一年前の数値と比較しやすくなっています。
また、「財務諸表の基礎の基礎」で説明したように借方、貸方をまとめて記載すると入りきらないため、まず、借方側をざーとならべて記載し、その下に貸方を並べて記載しています。
新聞などでB/Sが出るときは、比較的「財務諸表の基礎の基礎」で説明したような形が多いようです。
どちらの形でも、単に紙面の幅の問題や、見やすいかどうかの問題ですので、あまり気にする必要はありません。
p.81にいくと、途中で、「資産合計」とあって、借方が終わり、貸方が始まっています。
p.82でB/Sが終わりですね。
p.83からは損益計算書が始まります。
損益計算書については、また先の項で解説します。
さて、p.80にもどって、B/Sのより細かな構成を見てみましょう。
一番大きな区分は、「財務諸表の基礎の基礎」で説明した、
赤字の部分です。
しかし、実は、会計上は純資産を資本という項目で表示しています。
表示上資本としていますが、純資産といったり、資本といったりしますので、理解上はどちらでもかまいません。
整理すると、一番大きな区分は、
となります。
長くなってしまったので、続きは次回とします。
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