損益計算書(P/L)とは文字通り、会社の収益と損失を表したものです。
売り上げがいくらで、原価がいくら、利益がいくらなどという情報をあらわしています。
損益計算書は、見たことない人でも比較的わかりやすいかもしれません。
一般的なP/Lの表示は以下のとおりです。
売上高-売上原価-販売費及び一般管理費+営業外収益-営業外費用+特別利益
-特別損失-法人税等=当期純利益
上記の式を表にしたものです。
下の表の数字にはプラスマイナスをつけません。これは、各P/L項目にすでにプラスとマイナスの意味があるからです。
収益項目はプラスで、費用項目はマイナスだと覚えておけば、各項目名からプラスマイナスを迷うことはないでしょう。
P/L
| 売上高 |
1000 |
| 売上原価 |
800 |
| 売上総利益 |
200 |
| 販売費及び一般管理費 |
150 |
| 営業利益 |
50 |
| 営業外収益 |
10 |
| 営業外費用 |
5 |
| 経常利益 |
55 |
| 特別利益 |
5 |
| 特別損失 |
10 |
| 税引き前当期純利益 |
50 |
| 法人税等 |
20 |
| 当期純利益 |
30 |
赤い項目が主要な利益項目です。
特に、経常利益と当期純利益はよく出てきます。
では、各項目について説明します。
売上高は、単純に売り上げた金額です。
売上原価は、売上高に直接対応する原価で、原料代や商品の仕入れ代などです。
販売費及び一般管理費は、売上高に直接的には対応しないけれども、期間的に対応する費用で、給料、減価償却費、交際費などがわかりやすい例でしょう。
ただ売上原価との違いがわかりにくいですね。
たとえば、商品を100円で仕入れて、150円で販売したとします。
このときの売上高は当然150円で、売上原価は100円です。
完全に一対一で対応して、紐づいていますので、わかりやすいですね。
では、この商品を販売した販売員の給料はどうでしょうか。
この1個の商品にいくらの給料が対応するかというのは、明らかにはわかりません。
販売員はこの商品以外の商品も売っていますし、一定のペースで売っているわけでもありません。
このように商品に直接紐付けられず、一定期間(月とか、半期とか一年とか)でしか対応させることができないので、売上原価ではなく、販売費(及び一般管理費)として計上します。
次に、営業外収益及び費用は、会社の主たる業務以外で発生した収益と費用です。
たとえば、受取利息、受取家賃、支払利息などがあります。
特別利益及び損失は、通常は発生せず、臨時的に発生した収益及び費用または、過年度の修正によって生じた収益及び費用です。
たとえば、土地の売却にかかる損益、災害によって生じた損失などです。
今回は、ざっとP/Lの項目について説明しました。
どの項目も重要ですのでしっかり覚えてください。
|