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5分でわかる財務分析 基礎編

損益計算書の基礎の基礎

★このページで理解していただきたいこと

損益計算書の基本構成を理解してください。
一番上に利益の源泉である売上高があり、その売上高から性質によって分けた費用をマイナスし、本業からではない収益をプラスして、最終の当期純利益を計算しています。


損益計算書(P/L)とは文字通り、会社の収益と損失を表したものです。

売り上げがいくらで、原価がいくら、利益がいくらなどという情報をあらわしています。

損益計算書は、見たことない人でも比較的わかりやすいかもしれません。

一般的なP/Lの表示は以下のとおりです。

売上高-売上原価-販売費及び一般管理費+営業外収益-営業外費用+特別利益
-特別損失-法人税等=当期純利益
上記の式を表にしたものです。
下の表の数字にはプラスマイナスをつけません。これは、各P/L項目にすでにプラスとマイナスの意味があるからです。
収益項目はプラスで、費用項目はマイナスだと覚えておけば、各項目名からプラスマイナスを迷うことはないでしょう。

P/L
売上高 1000
売上原価 800
売上総利益 200
販売費及び一般管理費 150
営業利益 50
営業外収益 10
営業外費用
経常利益 55
特別利益
特別損失 10
税引き前当期純利益 50
法人税等 20
当期純利益 30

赤い項目が主要な利益項目です。

特に、経常利益と当期純利益はよく出てきます。

では、各項目について説明します。

 

売上高は、単純に売り上げた金額です。

売上原価は、売上高に直接対応する原価で、原料代や商品の仕入れ代などです。

販売費及び一般管理費は、売上高に直接的には対応しないけれども、期間的に対応する費用で、給料、減価償却費、交際費などがわかりやすい例でしょう。

ただ売上原価との違いがわかりにくいですね。

たとえば、商品を100円で仕入れて、150円で販売したとします。

このときの売上高は当然150円で、売上原価は100円です。

完全に一対一で対応して、紐づいていますので、わかりやすいですね。

では、この商品を販売した販売員の給料はどうでしょうか。

この1個の商品にいくらの給料が対応するかというのは、明らかにはわかりません。

販売員はこの商品以外の商品も売っていますし、一定のペースで売っているわけでもありません。

このように商品に直接紐付けられず、一定期間(月とか、半期とか一年とか)でしか対応させることができないので、売上原価ではなく、販売費(及び一般管理費)として計上します。

次に、営業外収益及び費用は、会社の主たる業務以外で発生した収益と費用です。

たとえば、受取利息、受取家賃、支払利息などがあります。

特別利益及び損失は、通常は発生せず、臨時的に発生した収益及び費用または、過年度の修正によって生じた収益及び費用です。

たとえば、土地の売却にかかる損益、災害によって生じた損失などです。

 

今回は、ざっとP/Lの項目について説明しました。

どの項目も重要ですのでしっかり覚えてください。

 


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